co-worker/働く仲間

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職人として、
会社を創りあげていく。

工事部施工管理 担当課長

佐藤友哉

2021年12月 中途入社

大手の良し悪しを実感して。

元々職人志望で建築系の工業高校に進み、新卒で大手のハウスメーカーで15年くらいでしょうか、職人として現場を経験しました。何もないところに基礎ができて、骨組みができて、少しずつ形になっていく様を見られるのが何といっても職人の醍醐味です。「もうここまでできてるんだ」など道行く人々の感想もうれしいですね。やりがいを感じます。職人を続けていきたい願望もありましたが、会社の都合もあって現場監督として管理する側に就きました。職人はプレイヤー、監督は監督。これからのキャリアを考えても両方経験できるのは大きなプラスと考えました。ただ、大手ハウスメーカーであるが故に働き方が徹底管理されていて息苦しさも感じてもいました。現場に行くのに何時以降じゃないとエンジンがかけらないとか、パソコンのオンオフも管理されていたり。


家のように、会社が出来上がっていくのが見える。

前職は休みは休みでいいですけど、休んでいる場合じゃないという時もあるんですけど会社の管理システムに従わないといけない。もっとやりたいのにストップをかけられるようなジレンマを感じていました。そんな時、当時の上司から東日本地所を勧められたんです。人も足りないし、会社の制度や仕組みも準備中だけどどうか、と。逆にそれがいい!とすぐに転職を決めました。前職は入社したときにはルールや制度がカチっと決まっていました。私のような新人がそこに意見したり、改革できる余地は1mmもないわけです。それが大手の良さといえば良さですが、好みの問題でしょうか。私は単純に、自分の職務だけでなく会社の仕組みにも関われるというのに猛烈に惹かれます。家と同じで自分の手で少しずつ形にしていくのが好きなんだと思います。


まだまだ未完成であるがゆえの楽しみ。

個人的な意見ですが、大手では「言われたことを忠実に遂行する」という能力を求められたように感じました。年功序列ですし安定という面ではいいかもしれません。反面、やった分だけ評価が上がるか、というとそうでもない。その環境しか知らなければ、良くも悪くもそれがすべてになってしまう。それに比べて東日本地所は目まぐるしく変化しています。現場の職人さんたちとの関係性もどんどん良くなってきています。職人さんあっての竣工ですし、職人さんたちの生活も私たちが守らなければならい。Win-Winの関係でないと仕事も会社も永く続きません。転職の際「この会社に賭ける」と誓ったからには、自分が率先して会社をより大きくできたらと。これが今“職人”としての楽しみですね。